「あれ?ひなー。これって大さじ2だっけ?」 「ん?違うよ〜。これは大さじ3だよ。」 千香は、真剣に取り組んでくれていて当日までには間に合いそう。 (私は寂しく1人分か…。) なんて 考えてたら、千香が私の心を読んだかのように、 「ひなも神田くんに作れば?」 と、言い出した。