あの日







「成海は、一人ぢゃない。いつでも、お母さんが側にいるから。」





成海は大泣きしていた。
そして、成海のお母さんは
俺にも一言。



「優斗君。成海をよろしくね?
意地っ張りで、大変だと思うけど
仲良くしてあげて?」






そう、言ったんだ。




俺は、その時決めた。
俺が成海を、守るって………。