「しゅ、愁君ッ、 どぅしたの? ってか勝手に入らないで!!!」 びっくりしたぁ〜。 愁君の家は すぐ隣…。 あたしの部屋の向かい側が愁君のお兄さん、 鷹宮 幹斗(タカミヤミキト)。 幹君の部屋だ…。 だから愁君は 昔からその幹君の部屋から 10㎝もない窓と窓を 飛び越して、 あたしの部屋に入って来る……。 勝手に。