「ごめん。もう篤と一緒に居られない。」 16歳になった冬、あたし達の恋は終わった。 涙なんて出てこない。だってこうなることは分かってたから。 あたしは小さくなっていく篤の背中を見つめた。 ごめんね。好きになって…