守と約束の日
洋服にもメイクにも気合を入れた!
「いってきまーす!」
「いってらっしゃい」
バックの中に入ったプレゼントを見るたび、頬が緩む。
「「おはよう」」
こんな風に話すのはいつ振りだろう。
たった数ヶ月前の事が、何年も前のように感じた。
守の乗ってきた車に乗り込む。
今日は、家の車で来たみたい。
当たり前だけど、町はクリスマス一色でなんだか輝いて見える。
「今日は、どこ行くの?」
デートの予定は俺が決めると言い張って聞かないからお任せしてた。
見た目の割りにロマンチストな守だし別に抵抗はないけどね。



