君の隣～番外編～

「修斗、お腹空いたね」


「そうだな」


店に入るとすぐ、たくさんのレストランが目に入った。


「何食べるんだ？」


「軽いものがいい。夕ご飯は贅沢にするから」


「そっか」


とりあえずフロアをウロウロ回る。


「混んでるね」


「クリスマスだし、しょうがないだろ」


ちょうどお昼時も重なって、どこも混んでる。


「夕ご飯はクリスマスディナーだから、お昼は和食かな」


「じゃあ、うどんにするか？」


目の前にあったうどん屋を指差すと、里穂はうんとうなずいた。


少し並んだけど店に入ることができ、それぞれ注文する。


しばらくすると、俺が頼んだ唐揚げ定食と里穂が頼んだキツネうどんが運ばれてきた。