君の隣~番外編~

蒼君はまだ21歳っていう若さだけど、ドイツに来て一人で頑張っている。


「修斗さん、これ。ケーキなんで、みんなで食べてください」


「サンキュ」


「あ~あっくんだ~」


「おー凱斗!果穂!」


リビングに入ってきた蒼君に、凱斗と果穂が飛びつく。


蒼君はよく家に遊びに来るから、凱斗と果穂も懐いてるんだよね。


「あっくん。抱っこして~」


果穂がそうせがむと、凱斗も抱っこをせがむ。


「よし、おいで」


蒼君が凱斗と果穂を抱き上げると、二人の楽しそうな歓声が上がった。


「蒼君、いつもごめんね。二人の相手してもらって。それから、ケーキありがとう」


料理をしながら蒼君にそう声をかける。


「全然大丈夫っす。いつも美味しいご飯作ってくれるお礼です」


そう言って蒼君は、ニッコリと笑った。