君の隣~番外編~

ベッドサイドに置いてあったドライヤーを手に取り、里穂の髪の毛を乾かし始めた。


「ほら、出来たぞ」


ドライヤーをあった場所に戻し、里穂の髪を手で整える。


「ありがと、修斗」


「ん」


ニッコリと笑った里穂は、やっぱりまた俺に抱きついてくる。


「ハハッ」


「なに笑ってるの?」


急に笑い出した俺に、里穂が眉をひそめながら聞いていた。


「いや、子供たちと同じだなと思って」


「修斗っていつも私のこと、あの子たちと同じって言うよね」


ムッとしたような表情を見せながらも、まずます俺に抱きついてくるから、もっと笑えてくる。


「もーなんなの!?抱きついちゃいけないの?」


「違うって。最近子供たちがずっと抱きついてきて、くっつき虫みたいだなって思ってたんだけど、一番のくっつき虫は里穂だなって思って」


「なにそれ。人のことバカにして」