里穂を車に置いて、急いでロッカールームに戻る。
着替えをしてさっさと里穂のところに戻ろうと思ったら、なんだかいつもと違うロッカールームの雰囲気に、嫌な汗が流れた。
思った通り、中に入るとすぐ、ベテラン選手の松下さんが二ヤッと笑いながら俺の肩をポンポンと叩いた。
「話は聞いたよ、修斗」
「なんですか?」
さっき俺をからかった3人の先輩を見つけると、こっちを向いてニヤニヤ笑っている。
というか、まだここに残っているチームメイト全員がニヤニヤとしていた。
「お前、彼女いるんだってな」
「まあ」
実はこの松下さんが、一番厄介だったりする。
チームをまとめたり明るくしたり出来るところは尊敬するけど、イタズラをしたり人をからかったりと、いい大人なのに子供っぽいところがある。
「お前の彼女、かわいいな~」
「はあ?なんで知ってるんですか?」
「ちょっと面白いものを手に入れたもんで」
そう言って松下さんが、俺にスマホの画面を見せた。
着替えをしてさっさと里穂のところに戻ろうと思ったら、なんだかいつもと違うロッカールームの雰囲気に、嫌な汗が流れた。
思った通り、中に入るとすぐ、ベテラン選手の松下さんが二ヤッと笑いながら俺の肩をポンポンと叩いた。
「話は聞いたよ、修斗」
「なんですか?」
さっき俺をからかった3人の先輩を見つけると、こっちを向いてニヤニヤ笑っている。
というか、まだここに残っているチームメイト全員がニヤニヤとしていた。
「お前、彼女いるんだってな」
「まあ」
実はこの松下さんが、一番厄介だったりする。
チームをまとめたり明るくしたり出来るところは尊敬するけど、イタズラをしたり人をからかったりと、いい大人なのに子供っぽいところがある。
「お前の彼女、かわいいな~」
「はあ?なんで知ってるんですか?」
「ちょっと面白いものを手に入れたもんで」
そう言って松下さんが、俺にスマホの画面を見せた。


