君の隣~番外編~

「とりあえず、ここで待ってろ」


駐車場に着き、車の助手席を開けた修斗が、そっと私を席に座らせてくれた。


「あー鍵持ってくればよかったな。ドア閉めたら暑いし、開けとけよ。すぐ戻ってくるから」


「うん。分かった」


そう答えると、私の頭をなでた修斗は走りながら戻って行った。


「あーあ。せっかくのデートだったのに。でも、さっきよりは痛くないかも?」


そう思ってさっきよりは痛みの引いた足を触ってみると、全く痛みは引いてなくて、思わず叫びそうになる。


「んーもうやだ」


どうしてこんなことになっちゃったんだろう?


やってしまったことはしょうがないけど、やっぱり落ち込む。


「ハア」


つきたくもないため息をついたとき、トントンと車のどこかを叩く音がして、慌てて顔を上げた。


「えっ?」


「こんにちは~」


そこに立っていたのは、さっき修斗に話しかけてきた先輩たち。