安楽死


翌日――

学校に行くと、教室でまた新しい噂話が飛び交っていた。


「・・・――あの4人目に亡くなった人ってさ・・・」

「ふうん・・・
じゃあ、そのOLってカラオケに行こうとしてたんだ?」

「うん。何でも初めて行くお店だったとかって・・・
あれは自殺じゃなく、事故かもね」

「へえ、そうなんだ」

教室では皆が、私が探して見付からなかった、あのOLの話をしている!?


私は直ぐに、教室の隅にいた長谷部をつかまえた。

「あんた、また性懲りもなく!!」

長谷部は、激しく横に首を振って言った。

「お、俺じゃないぞ。
俺が来た時には、もう女同士で話をしてたんだよ!!」

「本当?」


長谷部は頷くと、窓際に集まっている女子生徒の集団を指差した。

私は直ぐに、その集団の中に混ざって尋ねた。

「ねえ、その話ってどこからの情報なの?」


すると、その中の一人が言った。

「私よ、ワ・タ・シ」