「よーし!!」
これで、今度こそ犯人に迫る事が出来るかも知れない。
それにしても、あの高山がそんなに一生懸命頼み込んでくれていたとは・・・
高山も私と同じ様に、友達を亡くした事に心を痛めていたんだ──と、今更ながらに気付く。
スマートフォンをポケットに入れると、私はベンチを立上がり改札に向かった。
あ、そうだ――
事件の真相を探るたむめに走り回っていて、昨日も愛美の所に行っていない。
もしかすると、意識が戻っているなんて事もあるかも知れない。
直ぐに私は愛美の様子を見るため、病院に行く事を決めた。
しかし、さすがに時間がある時はあの踏切りを渡る気にはなれず、多少遠回りになっても反対側の踏切りを渡ることにした。



