「高山さん・・・
私には、もう分かったのよ!!」
「はあ?
分かったって、一体何が分かったと言うの?」
「あの連続電車飛び込み自殺――
あれは、あなたの仕業ね!!」
私はいきなり、核心部分から話に入った。激昂していた私は、もう全く抑えが効かなくなっていた。感情に任せて言葉が口を突く。
「な・・・何を、意味が分からない事を言っているの?」
高山は視線を泳がせながら、明らかに言葉に詰まった。
「私は今回の自殺の事をずっと調べていた。そして、ついに確信した。
あれは、自殺なんかじゃない。
もちろん悪霊の仕業でもない。
間違いなく殺人事件だと!!」
私は高山に一歩ずつ近付きながら、ハッキリとした口調で言った。
「あ、あれは警察の公式発表で、自殺だと断定されたじゃない。
そ、それを・・・今更殺人事件だなんて、訳が分からない事を――」
高山は歯切れ悪く反論するが、口数が極端に少なくなっていった。
高山の様子を見た私は、まるで刑事ドラマの様に追い討ちをかける。
「何を今知った様な言い方してるの?
犯人は、あなたしかいないじゃない!!」



