[殴り続けた]というのは…警察から聞いた話。 [半殺しにした]というのは…そのH高の教師達からの罵声。 あたしはあれから―…あまり外に出た記憶すらない。 すぐにこっちに越してきた感覚。 月日なんて…気にするほどあたしに余裕なんてもの、なかったから。 懸命に"狼"の本能を、あたしの中に封印した。 ――…封じた。 あたしは霊鬼。 孤高の鬼。 いつ現れるか分からない霊。 『あたしが…―霊鬼だ。』 そう、あたしの…通り名。