陽の光が部屋に差し込んできた。

目を覚まして時計を見ると12時を回っていた。

ボクは腕の中で寝ているアキを起こそうとしたが、やめることにしたんだ。

アキはスヤスヤと寝ていた。

こうやって見ると、アキの顔も幼く見えた。

アキもボクが見ていることに気付いたのか起きてしまった。

ボクは慌てて見ていないフリをして、

『おはよ。もう12時過ぎみたいだよ。』

アキは慌てたように髪を手で整えた。

しかしお互い裸のままだったのに気付いてさらにあわててベッドの中に潜ってしまった。