その日、朝までみんなつきあってくれた。

持つべきものは友人だ、そう思わせてくれた。

もちろん、あれからアキにはメールはしていない。

アキからだってメールは来なかった。

それが当然だと思っていた。

何度謝っても、泣かせてしまった事実は変わらないのだから…。

せめてもうメールしないことがアキのためになる、そう思い込んでいた。

忘れようとしても忘れられないボクに、思いもよらない真実が待ち受けていたのだった。