一通のメールから始まる恋

アキはベッドの中で泣いていた。

『どうしたの?何かあった?』

アキは首を横に振りながらボクの胸に顔をつけてきた。

ボクは何も言わずにアキを抱き寄せたたんだ。

この時ほど、アキが話せたらと思った時はなかった。
泊まりに来ることをただ浮かれ続けていた自分。

アキのことをまるでわかってあげれなかった自分。

ボクは自分が無力でたまらなかった。

そしてボクはただアキを抱き締め続けることてしかできなかったんだ。