あたしの名前………。


「そんなものは捨てた。」

重いから…、

捨てた。

「捨てた…、か…。
じゃぁ、俺が付けるよ…。」

「そうだな…、アイ!」

アイ?

「うん…、愛するの愛!」

あたしに似合わない名前……。







「愛することを、教えてあげる……。」


ムリだよ。

いくら

ほかの女をおとせてもも…、

あたしは

おとせない。

愛を忘れてた

人間なんだから………