おい!俺! 杏里相手に何考えてるんだよ! 杏里は幼なじみ以外何もないはずだろ? 彼女とか…… 杏里を見ると目があった。 赤い目が俺を見てて、それがどんどん潤んでいき、 「ふっても、幼なじみとしてずっと一緒にいさせて!」 そう言うと、杏里の目から涙が零れた。 そして、いつの間にか俺の唇に当たる唇。 キスされた。