{A39:泉舞夜・涼ヶ峰花音
A40:飴宮苺・三門覇月
A30:木ノ下空野芽・楽園魅来


となっていた。

<ハァ!?あのクソウゼー奴と部屋が一緒だと!!うっわぁ…最悪な1年になるぞ…>
と思いながら覇月は黒板から目をそらし、窓の外の景色を眺めていた。

空は青く清んでいたが、覇月の心は黒く濁った空でおおわれていた…。


<泉舞夜かー…他の男子が来なければいいけど…。でも、何かどうしよ。よくわかんない子だし>


<花音ちゃん…話しけにくい。キューティーちゃん喜んでくれるかな?早くお友達になりたいな♪>
舞夜は1人でウキウキと楽しそうだった。

<お、楽園魅来!くっくくくく…。ヤッタ。ヤッタよ。ラッキーだ。まあ、裏の力使えば同じ部屋なんか簡単なんだが…。それじゃー、おもしろくないからな!!フフッフフフフフ…>

空野芽はこんなことを考えていたのだが、顔はまったく笑っていなかった。空野芽は、目をするどくとがらせ、遠くを見つめていた。