(あいつらウゼェ。ホント、キモいな…。あいつら消してこようか…)
<確かにここまでくるとウザいよねー^^まあ、人間なんてそんなもんだよ>
(いつもなら、オレの言葉を注意するのにな…)
<もういいよ、マリアも人間嫌いだし、そう思ってたから♪>


結局、保健委員の男子はくじ引きにすることにした。

慧永は絶対になりたくないと思った…


<だって、舞夜だろ?なんで、オレまで…。やりたい奴だけやらせとけよ。っていうか、なんでアイツがモテるのかわかんねー>

運悪く当選したのは、


「えーっ、戸的慧永!」

「は?やりたくねーよ!なんで舞夜と!!」

慧永が言ったとたん、

「えー!!だったら私も保健委員したかった!」
「くそ!戸的の奴、イヤなら変われよ!」

そんな男子、女子、両方の文句が聞こえた。

「くじだからな。戸的頼んだぞ」

「はいはい」