「えーっと…、風紀が大切なのはわかりました。」

「でも、部長!」

2人は口をはさむ。

「しかし、せめて少しでもこちらに仕事をまわしてもらえるよう検討願います」

「ああ、言っておく…」


≪ねえ白来、仕事増えちゃうよ?≫
<本当にまわしてくれる訳ないでしょ。風紀委員長、3年のA組だよ?>
≪そっかあ…≫


だれが聞いても、めんどくさそうな魅来の声で話しは落ち着いた。