そんなことお父様はわかっていないか ら、苺が殺したと疑いもせずに信じた。 お父様は怒りに狂い、部下や兵隊、腕 の立つ魔法使いを引き連れて苺を殺し に来た。 苺は何もしていないと必死に説得した けれど、信じてはもらえなかった。 『黙れ!化け物!お前など私の娘では ないわ!!』 このあたりの記憶はあいまいだ。 そして気がついたら… -あたりは血の海だった-