そのせいで苺はみんなから怖がられて 嫌われながら一人で生きてきた。 唯一苺に優しくしてくれたのは お祖母さまだけだった。 苺に魔力の使い方や、魔法の呪文、 言葉、ほかにもたくさん教えてく れて、キーホルダーのトルテも くれた。 …けど、 5年前に急な病で倒れ、そのまま 亡くなってしまった。 そしてまた、みんなに怖がられ、 恐れられ、一人になった。 トルテはそのときに魂を吹き込んだ。 本当は物に命を与えるのは禁止され 重罪となるが、寂しさのあまり、 とうとうしてしまった。