全然情報が手に入らないヤツは、この学校の中では三門覇月を含めて3人いる。

のこりの2人のうち1人はたしか、楽園未来とかいったヤツでもう1人は確か…。


まあ、今のところ情報がまったく手に入らないのが3人だ。

「はあ」

空野芽はため息をつくと、

‐(次からは、周りのヤツらの情報だけでなく、自分が動いて直接あいつらの情報を手に入れてやる。まあ、運よく3人とも同じクラスっぽいし、情報が手に入るのも時間の問題、かな。まずは友だちになって近づこうか…。うん、うん)‐



空野芽は1人でうなずいていた。