ドン。

…?

「ん?」

廊下のずっとまっすぐなところに2人の人影が見えた。

空野芽はなんだろうと思い、音のした方へかけていくとそこには学校1の女子、泉舞夜と三門覇月がいた。

どうやらさっきの音は2人がぶつかったときの音だろう。


そしてメモでいっぱになっているメモ帳をピラピラとめくりながらチラっと三門覇月を見た。もうさっきまでの青空に似合っていた顔をしていたとは思えないほど冷たい目で…。



なぜなら、三門覇月の情報がなかなか手に入らないのだ。