木ノ下空野芽(キノシタアヤメ)

彼女は学校では不思議ちゃんとよばれていてその名の意味のとおり、何もかもが不思議に包まれている。

空野芽は週になんどか花屋でバイトをしている。
まあ、どこかにいそうなキャラの女の子だ。



…だが少し、周りの人間と違っているところがある。
いや。少しではないかもしれない。

高校生ではとても考えられない、ありえないことなのだが…

この世界の「裏」を支配し、実際に裏を動かしている…


「情報屋」なのだ…。



空野芽は鼻歌を歌いながら、教室までの道をうでを後ろでくみながら歩いていた。

「フッフー、フフーフッフー」