空野芽は、すぐさまメモ帳にスラスラと「何か」を書きはじめ普通の大きさのメモ帳のおよそ30ページくらいをその「何か」でうめつくした。
空野芽は、こっちに集中したらしく後ろの誰かは気にせず、ペンをものすごいスピードですべらせていく。
ある程度書き終わるとメモ帳を閉じた。
ふと、木の後ろに目をやるとその「誰か」は影も残さず消えていた。
フフッと鼻で笑うと、メモ帳を内ポケットへとなおし一瞬うつむいたと思いきや、手をまっすぐ横に伸ばし青空へと顔を上げた。
そこにはさっきをはまったく別人のような顔が広がっていた。
この青空にふさわしいといっていいぐらいの笑顔なのだ。
さっきの不気味な笑みはどこへ消えたのやら…。
そのまま空野芽はにこっと微笑み、そのままの顔でスキップしながら自分の教室へと進みだした。
空野芽は、こっちに集中したらしく後ろの誰かは気にせず、ペンをものすごいスピードですべらせていく。
ある程度書き終わるとメモ帳を閉じた。
ふと、木の後ろに目をやるとその「誰か」は影も残さず消えていた。
フフッと鼻で笑うと、メモ帳を内ポケットへとなおし一瞬うつむいたと思いきや、手をまっすぐ横に伸ばし青空へと顔を上げた。
そこにはさっきをはまったく別人のような顔が広がっていた。
この青空にふさわしいといっていいぐらいの笑顔なのだ。
さっきの不気味な笑みはどこへ消えたのやら…。
そのまま空野芽はにこっと微笑み、そのままの顔でスキップしながら自分の教室へと進みだした。