ぎゅっと目を瞑って膝に顔を埋める。 わたしの事は放っておいて良いから。 ……どうせこれからわたしは、 1人で生きていかないといけないのだから。 誰にも助けてもらわず、自分の力だけで。 もう少ししたら、頑張るから。 だから、今だけは両親の死をゆっくり受け止める時間が欲しい。 「あんたいい加減にしなさい!うるさい!!」 どれだけドアが叩かれ続けていたのか。 多分数十秒、数分だったと思うけれど、長く感じた。