Painful Love※修正完了※


中からコーラのペットボトルを取出し、来客用のグラスに注いだ。

ついでに自分の分も入れて両手でキッチンを出れば、拓斗君はソファーに座って部屋の中を見渡していた。


私が拓斗君の部屋に行った時みたいに。


コトン、と少し大きめのテーブルにグラスを置いた。

「大して面白い物無いでしょ?」


この前とは逆。


私がそう言って笑みを溢せば壁に向いていた拓斗君の視線は置いたグラスへ。


「そんな事無いけど……あ、ありが……」






お礼を言いながら視線をこちらへ向けた拓斗君。


そのお礼は、私を見た瞬間途切れて止まってしまった。

ソファーに座っている拓斗君と、その傍の絨毯へと座り込んだ私。

私が拓斗君を見上げるような形になっているけれど、ここに来てやっとまともにお互いの視線が絡み合ったと思う。


玄関では薄暗くて拓斗君の方から私は見えにくかったと思うし。


正確には私の“変化”をやっと見て気付いて貰えた。


驚いた?驚くよね。


「松石さん……髪……」