Painful Love※修正完了※


「ありがと、どうぞ、上がって」


「や、ここで……顔見に来ただけだし」

「いやいや、せっかくだから、はい」

渋る拓斗君をドアを開けて通す。

せっかく来て貰ったのに、ゼリーだけ貰って帰すなんて……。


ドアを大きく開いて待てば、少しして拓斗君は中に入ってきた。


「お邪魔、します」


「そこ上がったら右にすぐ曲がって?リビングだから」


薄暗い玄関。


靴を脱ぐ拓斗君の背中に声をかけながらドアをゆっくり閉める。


拓斗君がわざわざ来てくれた。


大学から近いからついでにだろうけれど、



嬉しくて思わず笑顔になる。

背を向けて歩く拓斗君は気付かないだろうけど。

「飲み物、炭酸しか無いけど良い?」


「あぁ」


リビングに入っていった拓斗君を確認してからキッチンへと入って冷蔵庫に手をかける。