思わず笑ってしまう。 「あ、そうだ。俺らも写真撮っておくか」 そう言って拓斗紙袋の中に手を入れてインスタントカメラを取り出す。 「うん」 良く考えたら、入学式の時も拓斗と記念に撮った。 大学の入学式は……もう一緒に撮ることは出来ないからこれが一緒に写真撮るの、最後だね。 拓斗のお母さんに撮って貰い、校門の前で何枚か記念に撮った。 「この後……どうする?」 「へ?」 この後? 撮り終えた後、不意に聞いてきた拓斗。 意味が分からず変な声を出したわたしに拓斗が言葉を続けた。