それだけ言って、電話は切れた 待ってろって…ここで…? そんなの…… あたしはまた走り出した 待ってなんかいられなくて…… 1分でも1秒でも早く会いたくて…… デパート街を必死に走る 「花音っ!!」 周りは凄くざわついているのに、鮮明に聴こえた声 その声の方に振り向く 「…………棗…。」 愛しい人の姿…… 大好きで、大好きで、仕方がない人の姿がはっきりと見えた