「おかえりなさい」 そう言うお母さんに何も返さず、二階の自分の部屋へと逃げ込んだ それと同時に流れ出してくる涙 「ッウ……ヒック……」 最低だ…… 最低だ…あたし……… その日は一切部屋から出ず、気づいた時には深い眠りについていた 「はあぁ――……」 朝になり洗面所で鏡とにらめっこ 泣きすぎて腫れている目 ブサイクな顔……