「寝込み襲うなんて、大胆なことしてくれるねぇ。花音ちゃん♪」



「っっ//起きてたの?!」




ニヤリと笑いながらあたしを覗き込む



「まぁ―ね。ってか、まだ足りなかった?昨日あんなにしたのに♪」



「なっ!違うもん!!」



もぉ〜///恥ずかしすぎ//


消えちゃいたいよぉ〜



シーツで必死に顔を隠した


「隠れんなよ。どうせ全部見たんだから♪」


「っっ!///なんでそんなこと言うの!」



どんどん上昇するあたしの体温



「なんてな…。ほんとは感謝してる」


「……えっ?」



「昨日、帰らずにそばにいてくれたこと」



「………棗」



ニカッと笑った笑顔に胸がトキメイた



「俺、決心ついたよ…。」



決心………。



「家に帰ろう」



そう言ってあたしの左手をギュッと握りしめてきた