意外……


棗がここに来たいって言うなんて……



目の前に広がるのはたくさんの乗り物にお土産のお店


平日ということもあり、お客さんは家族連れよりカップルだらけ。


そう…ここは遊園地……



「んじゃ、行くか♪」



腕を掴んでいた手をほどき、手を握り直した



――ドキッ



そんなことに胸が高鳴った


それから色々な乗り物に乗った



「花音次、あれ乗ろぜっ♪」



さっきからハイテンションな棗



「ちょっ!ちょっともう絶叫系は!」



あぁぁ〜〜


なんでこんなことに―……