「じゃあ、他に結婚を考えてる人がいるのか?」 当たり前だろ?! 「俺は…………」 そこで言葉が詰まった 俺が結婚したいと思えるのは花音だけだ… それは変わらない… でも…花音はどうなんだ? 確実に前に進んでいっている花音 俺はずっとこの場所で止まっているのか? 花音を思い続けているのか? 「とにかくこれは決定事項だ。じゃあ明日からのテスト頑張れよ」 そう言って出ていく親父に、俺は何も言えなかった ――…言うことが出来なかったんだ…