授業開始のチャイムが鳴り、隣に座った花音
ふわっと香ってくる、甘い花音の香り…
っっ///
見れば見るほどあの日の花音が隣にいて、いつも隣の席なのに緊張してしまう
可愛い……
そう思うと裏腹に、さっきのクラスメイトの話が頭から離れない……
まだ好きな奴が出来たって決まったわけじゃないのに…
不安が離れない―…
誰かも分かったわけじゃない―……
でも花音の思っているかもしれない、そいつに嫉妬してしまう
授業なんて全く耳に入ってこなかった……
ふと隣を見ると、真剣そのもので授業を受けている花音
えっ…!?し、真剣っ?!
本当に今日の花音どうしたんだ?
いつもなら暇そうにボーっとしているのに…
何かが花音を変えている―……
そう思うとなぜか、不安で胸が押し潰されそうだった―…
花音が変わりたがってる理由って……
もしかして………


