こいつも気づいたのか?
「やっぱり花音…何か悩んで……」
「そうじゃなくて、お前だよ。」
スパッと蓮に言われた言葉
「……は?」
「は?じゃないだろ。お前昼休み終わってから変だぞ。」
っっ………
なんでこいつ気づいてるんだ……
「ダテにお前と一緒にいねぇよ。」
ニヤリと笑みを浮かべた
「……ふっ。お前にはやっぱり敵わねぇな。」
俺はそれから花音と美羽と別れて喫茶店に入った
「で、どうした?」
喫茶店に入って2人ともコーヒーを頼んでさっそく話しを聞こうとする蓮
「実はさぁ―……」
昼休みにあったことを全て話した
“花音は俺が幼なじみだから好きになったんじゃないか。”
“隼人に言われた通り、解放してやるべきなのか”
言われたこと、思っていたことを全て話した


