「遅くなってごめん。」
保健室のドアを開けると、うつ向いて座っている花音
「花音?」
「あっ、えっ?棗?いつ来てたの?」
「今…」
「そっか。用事終わったの?」
「あ…あぁ―…まぁな。」
「……そう」
やっぱりなんか元気がない…
昼休み前まで普通だったよな?
「花音、何かあったか?」
「えっ!?」
「元気なくねぇ?」
「…っ」
一瞬顔を歪めた
「やっぱりなんか……」
「うぅん、違うの。ちょっと疲れが出ちゃって。」
疲れ……?
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