ご主人様はトップアイドル?!

「住む世界が違う」


そんなの…そんなの知ってるよ。

マヤくんはTRIPLE×KISSの一員で、

トップアイドル。



私はそんなTRIPLE×KISSのメイドで…

一般人なんだもん。



「…私はふさわしくないってこと?」



マヤくんは私から目をそらし、

小さくゆっくり頷いた。



その瞬間―

何かが吹っ切れた。


「…わかった。別れる」


「レイ…」

「元からマヤくんは私のこと、本気じゃなかったんだね」


「レイカ?!違っ…」