そんなことを思っているうちに、コンサートは終わってしまった。


私はマヤくんが、気になって気になって仕方がなかった。

そして、お姉ちゃんにウソをついた。


警備の人の目を盗んで、関係者入口から進入。

でも、入ってもスタッフが多くて先に進めない。





「ばれるのも時間の問題だよぉ…。」





すると、私はあるところに目がいった。




=シャワールーム=


と書かれていた。うん。


こんな時にシャワーしてる人なんていないもんね。


大丈夫。行こう!!


私は、入っていった。