ご主人様はトップアイドル?!

「まぁ、そう焦るな」


社長がゆっくりとこちらを向く。

顔を見ると…



―?何だろ。

心なしかマヤくんに似てる…



「早く言えよ、社長。いや…親父!」


おっ、親父…?!?!?!



親父ってことは…


「マヤくんのお父さん?」



にこっと微笑むと社長は口を開いた。

「そうだよ。マヤがいつも世話になってるね。レイカちゃん」



「名前…」

「智也から聞いてるよ。」

―智也?あっ、安藤さんか。


「智也は甥っ子だからね」