「きゃぁっ?!」


久々の女。


俺はただ…

愛を感じたいだけ。誰かに必要とされる。

必要とされたい。



でも。


過去の傷跡は、

一生消えない苦しみとなって、俺を襲う。



いきなり俺に唇を奪われた女は、ただただ。

呆然と立ち尽くしていた。




俺の行為はここで終わり。



女がまた俺を求めてきたとしても、決して相手にしない。