ご主人様はトップアイドル?!

カオリさんは私にとって欲しかったらしい。

でもさ、私、結婚してるんですけどぉ…



「レイカ、よかったじゃん」

「そうだけどさぁ…」



私は受け取ったブーケを、ソラに渡した。



「ソラ、はい」

「お花きれいだね」

「うん。ソラ、おっきくなって、好きな人が出来たらいいね」

「ソラの好きな人はままと、ぱぱだよ?」



私はソラの言葉にうるっ、ときてしまった。


「ソラァ…」


私はソラを抱きしめた。

いつも、マヤくんがしてくれるみたいに…

強く、優しく…