ご主人様はトップアイドル?!

私はお腹に手を当てて呟いた。

すると、マヤくんは私の手の上に手を重ね…


「パパは今からがんばってるからな」


“パパ”



その言葉がくすぐったくて嬉しかった。

「そうだね、パパを応援するよ」


私はマヤくんに自分からキスをした。



「「「いってきます」」」


「いってらっしゃい」



3人がいなくなるのを見届けると、私は自分が強くなった気がした。


帰るまでに、この子を必死で守るよ。


実家に帰り、私はお姉ちゃんに妊娠中の注意を聞く。

色々あって大変だけど、たくさんのことをメモする。