ご主人様はトップアイドル?!

「んだよ、そんな悲しい顔すんなよ」

「だって1ヶ月とちょっとですよ?短いです」

「でも…」



私は溢れてくる涙を必死でこらえながら言った。

「長いよぉ~…」



「泣き止めよ、お腹に負担がかかってかもよ?」


マヤくんの言葉にピタッと涙が止まる。



「すげ。マヤ、レイカの使い方完璧じゃん」

「まぁ、自分より赤ちゃんが大事ですからね」



サクくんとリノンくんが笑いながら言った。

二人に妊娠を告げると、すっごい祝福してくれた。



名前は俺達が決める!


とか言っちゃったりもしてくれたの。

だから…



「赤ちゃんも寂しいだろうね」