だって、マヤくんは芸能人。

私はいいかも知れないけど、マヤくんにとっては迷惑になっちゃうかも…



でも、欲しいか欲しくないって聞かれたら…

「欲しいよぉ...」




思わず声に出してしまった。

ハッとして隣を見ると、マヤくんは少し驚いた表情でこちらを見ていた。



「おぉ!レイカは積極的なんだな?旦那はどーよ?」




少しマヤくんは考えた表情をした。

「レイカ…俺……」



「うぎゃぁ~っっっ!!!!!!!」



いきなり聞こえた泣き声、祐くんだった。


「あぁ!祐!どうしたのぉ?よしよし...」


「ごめん、ミルクの時間みたい」