まさか…まさかまさか?!

「結婚…指輪?」


「まぁ、そんなとこ?」

顔を赤くしてマヤくんは言った。

すごい…すごく嬉しい!




「結婚まで、いかねーか。婚約指輪だな」


いいの。

婚約指輪でも、マヤくんは本当に私との未来を考えていてくれて…



「マヤくん…本当に私でいいの?」

「お前ってつくづくバカだよな」



そう言って、私のおでこに自分のおでこをくっつけた。



「いいか?今日だけだぞ、一回しか言わねーぞ?」


「うん...」