ご主人様はトップアイドル?!


「んだよレイカー、馬鹿は相変わらずか?」

「…」


その言い方、懐かしい。

…記憶、取り戻せそう。



「よしっ、行くぞ!」


彼は私をバイクの後ろに乗せ、発進させた。

キラキラ光る夜の町並みを目にしながら、着いたのは大きなビル。



「よし、到着」



すると、ハーフくんが立っていた。

「こっからはこの、リノンが案内な?」



そう言うと、サクくんは私をおろし去っていった。


「レイカさん、こちらへどうぞ」



ハーフく…あっ、リノンくんに案内されて向かったのは、服がいっぱいある部屋。


「好きなのを着てください」